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脱毛前後にお酒を飲んではいけない!?

みなさんこんにちは。

5月中旬になり、どんどん気温があがり、半そでや半ズボンを着る方も増えてきているのではないでしょうか?

そうなると毛が気になってくる。

暑いし仕事終わりなどに飲む1杯のビールもおいしい!

翌日に脱毛の予約を入れていることをうっかり忘れてしまうこともありますよね。

ここでは脱毛前後で飲酒を控えるおすすめの理由をお伝えします。

脱毛前日や直後の飲酒は控えたほうがいいです。
体内に摂取したアルコールは、肝臓で分解されます。分解されたアルコールは、アセトアルデヒドという血管を広げる働きを持つ成分に変化。このアセトアルデヒドの作用により、血液が全身に巡りやすくなるため、飲酒後の肌は赤みを帯び、体温は上昇します。
このような状態で脱毛を受けることは、肌に刺激を与え肌トラブルにつながる可能性が高くなります。特にアルコールに強くない方や、敏感肌の方は注意が必要です。

それでは脱毛前日あるいは直後に飲酒することで、

具体的にどのような肌トラブルが起きるのか説明していきます。

脱毛後にかゆみや赤みが出る

脱毛前の飲酒は、施術によるかゆみや赤みを引き起こすことがあります。特に飲酒の影響が体に残ったまま脱毛を受けることで赤みやかゆみが強く出ることも。
脱毛後の飲酒も同じです。脱毛後の肌は、レーザーの熱により軽い炎症が起きているような状態のため、血の巡りをよくする飲酒によって炎症を促進させる可能性があります。
かゆみや赤みの症状を強めることもあるため、脱毛後の飲酒は避けておいたほうがいいと思います。

アフターケアの保証外となる可能性がある

当クリニックでは、脱毛を受けた患者様へ炎症止めの軟膏を処方しておりますが、
飲酒が原因で起きた肌トラブルに対しては、系列院の皮膚科をご案内させていただいており、その場合、診察代はご負担していただいております。

脱毛の痛みが増す・脱毛の効果が薄れる

飲酒後の肌は全身の血行が良くなることで体温が上昇し、普段よりも敏感になっています。敏感になった肌は、通常の状態より照射時の痛みを感じやすくなる場合があります。痛みが強い場合は、脱毛器の照射出力を下げるといった対応をしていきます。
ですが、照射出力を弱めた場合、毛の反応が薄ければ、脱毛の効果は薄れます。せっかくの脱毛で本来の効果を得られないのは、大きなデメリットと言えるかもしれません。

肌が乾燥する

利尿作用のあるアルコールは、体内の水分を吸収します。つまり、飲酒後の体内は水分が不足した状態。結果として肌が乾燥し、脱毛がいつもより強い刺激となってしまいます。
乾燥した状態で脱毛を受けると肌トラブルを引き起こしやすくなるので、注意が必要です。

脱毛前後はいつまで・いつから飲酒可能?

脱毛前後で飲酒する場合は「前後24時間空けること」を目安にしましょう。
アルコールは体内に摂取されたあとまず肝臓で分解され、最終的に酢酸になります。
アルコール量が増えるほど、分解にかかる時間も増加。体調を崩していたり肝臓が弱ったりしていれば、アルコールの分解速度はさらに遅くなります。飲酒の前後24時間空いていれば、万全の体調で施術を受けられるでしょう。

疲れがたまっていたり、気分的に飲みたくなることはあると思います。

しかし、より効果的に脱毛効果を得るためには、

脱毛前後の飲酒は控えることをオススメします。

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