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クマ取り・目の下のたるみ取りにおすすめのクリニックを選ぶ方法!名医に取ってもらうならどこがいい?

目の下のたるみやクマが気になりながらも、「どのクリニックを選べばよいかわからない」と施術に踏み出せずにいませんか?

本記事では目の下のたるみやクマ取りの施術において、評判の高いおすすめのクリニックを10院紹介します。

クマ取りは、傷後が残ったり余計にクマが目立ったりと失敗のリスクが高いため、安易に料金の安いクリニックに飛びつくのは危険です。

しかし、自分に合った施術内容やクリニックを選ぶことで自然で若々しい目元に近づけます。

医師・クリニックの選び方や施術法ごとの相場も紹介するので、正しい知識を持ってクマ取りの施術に挑めるでしょう。

目次

目の下のたるみ・クマの種類と適切な治療法を知る

目の下のたるみ・クマには大きく3種類に分かれていて、それぞれ治療法が異なります。

クマの種類おすすめの治療法
青クマ再生注射治療
茶クマレーザー照射治療
黒クマ切開法
脂肪注入法

クマ取りは、症状に合わせた適切な治療法を受けなければ効果は得られません。

自分がどのクマのタイプなのか見分け方も紹介するので、該当するものをチェックしてみましょう。

青クマ

原因疲労や睡眠不足による血行不良
セルフチェック方法クマの部分を優しく引っ張って目立たなくなれば青クマ
セルフケア方法睡眠改善・目元を温める
おすすめの治療法再生注射

青クマは、血行不良により目の下が青っぽく見えます。睡眠不足や疲労、ストレスによって血の巡りが悪くなり、血液が滞った血管が浮き立って目立つのが原因です。

青クマは血行不良によって引き起こされるので、皮膚自体に問題はありません。そのため、皮膚を引っ張ると色が薄くなるのが特徴です。クマができている部分を親指と人差し指で優しくつまんで引っ張ってみて、クマが薄くなる場合は青クマです。

青クマは、睡眠改善や目元を温めて血流をよくすることで改善されることもあります。

ただ、改善法を試しても症状が回復しない場合や生まれつき目元の皮膚が薄い人は、美容医療による再生注射治療がおすすめです。

具体的には、肌の生成や修復が期待されるPRPやヒアルロン酸などが含まれた薬剤を目元に注入します。血管が透けるほど薄い皮膚が再生注射によって厚みを持たせるので、クマが目立ちにくくなります。

茶クマ

原因紫外線や肌への摩擦による色素沈着
セルフチェック方法皮膚を引っ張ったり、クマを見る角度を変えても濃度が変わらなければ茶クマ
セルフケア方法スキンケアでターンオーバーを整える
おすすめの治療法レーザー治療

茶クマは、色素沈着することによって茶色に見えるクマを指します。紫外線や皮膚への摩擦によって、髪や瞳などの黒色を生成する作用のあるメラニンが過剰に生成されるのが原因です。

皮膚そのものが茶色く変色している茶クマは、皮膚を引っ張ったりクマを見る角度を変えても薄くなることはありません。

保湿をしっかりおこなうことで肌のターンオーバーが整えられ、メラニンが排出される効果が期待できます。そのため、茶クマが気になる人は、スキンケアの見直しが必須です。

ただ、茶クマをセルフケアのみで消すのは難しいため、自宅でのスキンケアと同時にレーザー治療がおすすめです。レーザー治療はメラニン色素を破壊する効果があります。シミ・そばかすやニキビ跡治療などにも使われており、色素沈着を改善する効果が高いとされています。

黒クマ

原因皮膚のたるみやくぼみ
セルフチェック方法上を向くと薄くなる場合は黒クマ
セルフケア方法自力での改善は難しい
おすすめの治療法切開法脂肪注入法

黒クマは、皮膚または脂肪のたるみや目の下のくぼみによる影が原因でできるクマを指します。

顔を上に向けると、たるんでいた皮膚や脂肪が正常の位置に戻り影ができにくくなるため、上を向くと薄くなる場合は黒クマと判断できます。

皮膚の形状に問題のある黒クマは、青クマや茶クマとちがってマッサージやスキンケアなどセルフケアでの改善が難しいです。

黒クマの治療には、皮膚や脂肪のたるみには切開法、くぼみによるクマには脂肪注入法が用いられます。

他のクマの治療法と比べると費用は高額になりがちですが、持続性が高く1回の施術ですっきりとした印象になれるのが特徴です。

目の下のたるみ・クマ取りにおすすめなクリニックの選び方

目の下のたるみ・クマ取りにおすすめなクリニックを選ぶには、以下のポイントをおさえておきましょう。

クリニック選びのコツ
  • 実績や症例が豊富なクリニックを選ぶ
  • 料金が相場からかけ離れおらず、公式HPに料金が明記されているクリニックを選ぶ
  • アフターケアや保証がしっかりしているクリニックを選ぶ
  • 複数箇所にカウンセリングに行き、自分が信頼できる先生やクリニックを選ぶ

クマ取りで失敗しないためには、料金やフォローの手厚さなど多方面から自分に合うクリニック選びが重要です。

実績や症例が豊富なクリニックを選ぶ

目の下のたるみやクマ取りで自分に合うクリニックを選ぶには、実績や症例が豊富なクリニックを選びましょう。

クマ取りは術後にすっきりとした印象になれる一方で、以下のような失敗のリスクも抱えています。

失敗のリスク
  • 皮膚が凸凹する
  • 効果が見られない
  • クマやたるみがひどくなる
  • 傷跡が残る

クマ取りは目の下の薄い皮膚を施術するので、0.1mm単位の切り込みやわずかな注射の量で仕上がりの印象が変わってしまいます。そのため、医師の技術によって仕上がりが左右されやすいです。

実績豊富な医師の場合、どの程度の注入量なら自然な仕上がりになるかといった技術や経験が身に付いています。

また症例数が多いということは、その分「このクリニックに施術をお任せしたい」と信頼を寄せる患者が多いということです。多くの人が満足のいく施術をおこなうクリニックであれば、失敗のリスクを軽減できるでしょう。

料金が相場からかけ離れおらず、公式HPに料金が明記されているクリニックを選ぶ

クマ取りをするなら、施術料金が相場からかけ離れていないクリニックを選びましょう。

クマ取りの施術料金は保険適用外の全額自己負担なので、クリニック側が自由に料金を設定できます。そのため相場よりも高い料金に設定し、儲けを得ようとする悪質なクリニックも存在します。

また、いくらクリニックの雰囲気やサービス内容が気に入っていても、料金が高すぎるとレーザーや再生注射法の場合は継続して通うのが困難になり、効果の持続ができません。

クマ取りの料金は施術内容によって異なるため、自身が希望する施術方法の値段が公式HPに明記されているのかをしっかりと確認しておきましょう。

アフターケアや保証がしっかりしているクリニックを選ぶ

クマ取りで自分に合ったクリニックを選ぶには、アフターケアや保証がしっかりしているクリニックを選びましょう。

クマ取りは、術後に以下のような副作用が発生する場合があります。

術後に起こりうる副作用
  • 痛みや腫れ
  • 内出血
  • 感染症や炎症

術後に異変があれば24時間いつでも受診や相談ができる、フォロー体制が整っているクリニックだと安心です。

また、施術後であっても以下のような保証が受けられるクリニックを選んでおくと、満足のいく治療を受けやすいです。

クリニックの保証
  • 効果がない場合の再注入
  • 左右差が出た場合のやり直し

保証料は施術料金に含まれているクリニックもあれば、別途支払いを求められる場合もあるので、契約前に確認しておきましょう。

複数箇所にカウンセリングに行き、自分が信頼できる先生やクリニックを選ぶ

クマ取りでクリニック選びに失敗しないためには、複数箇所にカウンセリングに行き、自分が信頼できる先生やクリニックを選びましょう。

数院を自分の目で確かめておくと、美容医療クリニックの雰囲気を比較できます。

「本当にこの料金でいいのかな?」「この対応は普通なのかな?」と不安を残さずに施術を任せられるので、クリニック選びで後悔するリスクを減らせるでしょう。

また、美容医療はリーズナブルさを全面に押し出すクリニックもあれば、接客の丁寧さを重視するところもあり、それぞれ特徴や強みが異なります。

複数のカウンセリングを受けることで、自分に合ったクリニックが見つかりやすくなります。

目の下のたるみ・クマ取りの施術法と料金相場感

目の下のたるみ・クマ取り施術法は以下のように分類され、相場も施術内容によって異なります。

施術法施術内容料金相場(両目)
表ハムラ法表まぶたの表面を切開し、
余分な皮膚や脂肪を取り除く
516,000円
裏ハムラ法下まぶたの裏側を切開し、
たるみとなって膨らんだ脂肪を窪みに移動する
404,000円
経結膜脱脂法下まぶたの裏側を切開し、
膨らんでいる脂肪を取り除く
182,000円
脂肪注入腹部や太腿から脂肪吸引をおこない、
くぼみ部分に脂肪細胞をする
266,000円
再生注射治療肌の再生因子やヒアルロン酸を、
目の下に注入する
75,000円
レーザー照射治療色素沈着を起こしている部分に
レーザーを当てる
14,000円

以下では、各施術法のメリット・デメリットや料金相場も紹介するので、選ぶ際の参考にしてみましょう。

表ハムラ法

表ハムラ法とは、まぶたの表面を切開し余分な皮膚や脂肪を取り除く施術法です。

施術が適したのクマのタイプ
おすすめの人
・黒クマ
・皮膚のたるみがある人
・理想的な形状を目指せる
・半永久的に形状を維持できる
・皮膚の切除ができる
・傷跡が残る可能性がある
・施術料金が高め
・涙袋がなくなってしまう

まぶたを直接切開する表ハムラ法は、他の施術法ではできない皮膚の切除が可能なため。皮膚のたるみによる黒クマに悩む人におすすめです。

表まぶたに直接メスを入れるので傷跡が残るリスクを抱えていますが、脱脂や注入では難しい微調整が可能で理想的な形に近づけやすいというメリットがあります。

ただ、皮膚や脂肪を表面から取り除くため涙袋の温存が難しく、のっぺりとした印象になりがちです。症例写真をもとに仕上がりをしっかりとイメージできるクリニックを選ぶと安心でしょう。

表ハムラ法の施術料金相場は50万円前後(※大手美容クリニック5社平均額 自社調べ)です。

施術費用はやや高額ですが、一度施術をすると半永久的に形を維持できるのも嬉しいポイントです。

裏ハムラ法

裏ハムラ法とは、下まぶたの裏側を切開する施術法です。下まぶたから余分な脂肪を取り除き、くぼみ部分に移植できるのでふくらみとくぼみの両方が改善できます。

施術が適したのクマのタイプ
おすすめの人
・黒クマ
・膨らみとくぼみに悩む人
・傷跡を残したくない人
・術後に傷跡が残らない
・涙袋を維持できる
・膨らみとくぼみがの両方が改善される
・施術料金が高め
・皮膚の切除はできない

目の下のくぼみや脂肪のふくらみによる黒クマに悩む人におすすめです。

表ハムラ法とちがってまぶたの裏側にメスを入れるので、傷跡が残らないのがメリットです。また、身体の他の部分から脂肪を搾取して注入する脂肪注入法とちがい、切除した余分な脂肪をそのままくぼみ部分に移動できます。余計な針跡を残さず脂肪の定着もよいとされています。

ただ皮膚の切除はできないため、脂肪の膨らみやくぼみによる黒クマに悩む人に効果的な施術法です。

裏ハムラ法の相場料金は40万円前後(※大手美容クリニック5社平均額 自社調べ)です。調査していても20万円代で施術できるクリニックもあれば60万円を超えるところもあるため、3社以上を比較し検討することをおすすめします。

経結膜脱脂法

経結膜脱脂法は、下まぶたの裏側を切開し膨らみの原因となっている脂肪を取り除く施術法です。

施術が適したのクマのタイプ
おすすめの人
・黒クマ
・皮膚にたるみのない人(若年層)
・目の下の膨らみに悩む人
・ハムラ法より価格がリーズナブル・脂肪を取りすぎてしまう場合がある

裏ハムラ法と似ていますが、経結膜脱脂法は脂肪の切除のみ、裏ハムラ法は脂肪の切除+移動といったちがいがあります。

目の下の脂肪の盛り上がりによる黒クマに悩む方のなかでも、老化による皮膚のたるみやくぼみが少ない20〜30代の若年層患者に向いているとされています。

脂肪の切除のみをおこなうため、脂肪を取りすぎることによってくぼみができ、かえってクマが目立ってしまうこともあるため注意が必要です。実績や症例が豊富な医師を選ぶと失敗のリスクを減らせるでしょう。

経結膜脱脂法の相場は、約18万前後円(※大手美容クリニック5社平均額 自社調べ)です。

クマの原因となる脂肪を確実に取り除けるうえに、ハムラ法と比べると20万円近くリーズナブルに施術を受けられます。

脂肪注入

脂肪注入は、腹部や太ももなど目元以外の身体の一部分から脂肪吸引をおこない、クマが目立つ部分に注入する施術法です。

施術が適したのクマのタイプ
おすすめの人
・黒クマ
・目元のくぼみに悩む人
・切開をしないため負担が少ない
・異物を入れないためアレルギーリスクを避けられる
・脂肪が吸収されてしまうこともある
・脂肪がしこりとして残ることもある

加齢によって脂肪が痩せてしまった方や、骨格の構造でくぼみが原因でできる黒クマに悩む人に向いています。

脂肪を移動させる裏ハムラ法とちがって注射のみで完結するので、メスを入れる必要がなく身体への負担が少ないのが特徴です。自分の脂肪を使うため、アレルギー反応を起こさないのもメリットです。

ただ、注入後に脂肪が吸収されてしまい元の見た目に戻ってしまったり、脂肪が定着せずしこりとして残ってしまうリスクがあります。原因は採取した脂肪の不純物であるとされているため、純度の高い脂肪を採取・抽出できるクリニック選びが重要です。

脂肪注入の相場は、25万円前後(※大手美容クリニック5社平均額 自社調べ)です。

脂肪注入は、ほとんどのクリニックで脂肪採取代と注入代が別に表示されています。両方の値段の合計を必ずチェックし、予算内に収まるかを確認しましょう。

再生注射治療

再生注射治療とは、ヒアルロン酸のような肌の生成や修復に効果的な再生因子を目元に注入することでクマを目立たなくする施術法です。

施術が適したのクマのタイプ
おすすめの人
・青クマ
・黒クマ
・茶クマ
・2種類以上のクマに悩んでいる人
・あらゆるクマに効果がある
・他の施術法と比べると価格が安い
・持続効果が短い
・光を当てると透けて見えることがある

再生注射には、以下のような種類があります。

再生注射の種類特徴持続効果
ヒアルロン酸ヒアルロン酸を目の下に注入し、
肌のたるみやくぼみ改善、青クマに効果がある
半年〜1年
PRP自身の血液の血小板を濃縮し注射することで、
自然治癒力や組織再生力を引き出しクマを改善する
約3年
FGF皮膚内のコラーゲンやヒアルロン酸などを生成するタンパク質を注射し、
シワやくぼみを改善する
1〜2年

再生注射治療は、くぼみやたるみ以外にも肌の活性化により茶クマが改善したり、皮膚と血管の間に注入することで青クマにも効果的だったりとあらゆるクマに効き目があります。

「くぼみとくすみの両方を改善したい」と2種類以上のクマに悩む場合にも効果的です。

持続効果は半年〜3年程度とされているので、長期間持続させたい場合は定期的に施術をおこなう必要があります。しかし、注射のみで改善が見込めるので手術に抵抗のある人におすすめです。

再生注射治療の相場は、注入物によって異なります。

再生注射の種類特徴相場
ヒアルロン酸 元々体内に存在する成分のヒアルロン酸を注入することで皮膚を膨らませシワやたるみの改善を促す3万円前後
PRP 血液の血小板を抽出し、自己治癒力を促すためハリのある肌を取り戻す効果が見込める13万円前後
FGF コラーゲンやエラスチンなど、生成能力のある細胞を増殖させる因子を注入することでシワやたるみの改善を促す5万円前後

また再生注射治療の料金表示は、1ccあたりまたは1部位とクリニックによって異なります。クマやくぼみの範囲によって料金が左右されることもあるので、実際にかかる料金をカウンセリング時に医師看護師に確かめておきましょう。

レーザー照射治療

レーザー照射治療は、シミやそばかすの原因となるメラニン色素を破壊するレーザーを当ててクマを改善する施術法です。

施術が適したのクマのタイプ
おすすめの人
・茶クマ
・色素沈着によるクマに悩む人
・皮膚にメスや針を入れる必要がない
・他の部分のシミも同時に施術できる
・シワや軽度のたるみにも効果がある
・1回では効果を感じにくく、継続して通う必要がある
・重度のたるみやくぼみには効果がない

レーザー照射治療は、目の下の色素沈着が原因による茶クマに有効的です。

他の施術法とちがってメスや針を使わないので、出血や腫れといった副作用が起こりにくいのがメリットです。

茶クマに効果的なレーザーはシミやそばかすの治療にも用いられるため、全顔プランを選べば目元以外の気になる部分も同時に施術でき、美肌に近づけます。

ただ、1回の照射では効果は見えにくく、2週間〜4週間のペースで5〜10回通うことが推奨されています。

レーザー照射治療は、使用するレーザーの種類や範囲、回数によって料金相場が異なります。

茶クマの改善に使われることの多いピコトーニング全顔1回の相場は、1〜2万円前後(※大手美容クリニック5社平均額 自社調べ)です。クマの濃度によっては10回以上の通院が必要な場合もあるため、総額でいくら必要になるのかを契約前にしっかりと把握しておきましょう。

複数回まとめての契約だと割引されるクリニックも多いので、上手に利用するとお得に施術できます。

目の下のたるみ・クマ取りをした時のダウンタイム

目の下のたるみ・クマ取りをすると、施術後に腫れや内出血などが生じ、通常に戻るまでのダウンタイムが発生します。

ダウンタイムは、施術法によって下記のように異なります。

施術法ダウンタイム
表ハムラ法2週間
裏ハムラ法・経結膜脱脂法1〜2週間
脂肪注入1週間
再生注射治療・レーザー照射治療数日〜1週間

ここからは、各施術法の副作用の症状やダウンタイムの過ごし方を解説します。ダウンタイムの過ごし方によって仕上がりが変わる場合もあるため、希望する施術法の注意点を確認しましょう。

表ハムラ法

表ハムラ法によってクマ取りをした場合のダウンタイムは2週間程度です。

表ハムラ法のダウンタイムには以下のような症状が見られます。

ダウンタイムに見られる症状
  • 出血
  • 腫れ
  • 化膿
  • 感染

表ハムラ法は下まぶたの表面にメスを入れるため、傷口の腫れや内出血を悪化させないためにも以下のことに気をつけて過ごしましょう。

ダウンタイム中の過ごし方
入浴・洗顔目元は施術48時間後から洗顔可能入浴は施術から1週間後から可能
メイク施術箇所は抜糸後翌日からメイクOK
施術箇所以外の目元周辺メイクは施術48時間後から可能
コンタクトレンズ抜糸後から可能
運動・飲酒施術1ヶ月後を目処に再開
仕事抜糸(施術後5〜7日目)まで休むのが理想
糸が残った状態で仕事できる環境であれば施術翌日からOK

術後の副作用の表れ方には個人差がありますが、施術後2〜3日目までは腫れや赤みが強く出る人が多いです。

少しの痛みやかゆみであれば自分で冷やして対処できますが、激しい痛みを伴う場合は躊躇せずに受診し適切な処置をしてもらう必要があります。緊急時にも即座に対応できるよう、抜糸をするまでは仕事を休み安静にするのが理想です。

表ハムラ法を希望する場合は土日祝日や有休を上手に利用し、スケジュールにゆとりを持っての施術をおすすめします。

裏ハムラ法、経結膜脱脂法のダウンタイム

裏ハムラ法・経結膜脱脂法のダウンタイムは1〜2週間です。皮膚に溶ける糸を使用するため抜糸の必要がないことから、表ハムラ法よりもダウンタイムは短いのが特徴です。

裏ハムラ法・経結膜脱脂法のダウンタイム中には以下のような症状が見られます。

ダウンタイム中の症状
  • 腫れ
  • 痛み
  • 内出血
  • 目やに

下まぶたにメスを入れる裏ハムラ法・経結膜脱脂法は、施術後に感染症を起こすリスクもあるので、以下のダウンタイムの過ごし方に注意しましょう。

ダウンタイム中の過ごし方
入浴・洗顔洗顔は施術翌日から可能入浴は施術1週間後から可能
メイク患部以外のアイメイクは施術翌日からOK
施術箇所のメイクはダウンタイムの症状が収まり次第可能
コンタクトレンズ施術1週間後
運動・飲酒施術1ヶ月後を目処に再開
仕事ダウンタイムのピークである施術後2〜3日は休むのが理想
激しい運動を伴わない場合、施術翌日から復帰可能

患部以外の部分であれば施術翌日からアイメイクが可能です。

しかし、メイクを落とす際に皮膚をこすったり引っ張ったりすることにより、ダウンタイムを長引かせてしまう可能性もあります。症状が収まるまでは、ナチュラルでさっと拭き取れる程度のメイクがおすすめです。

仕事は激しい運動を伴わない場合、施術翌日から復帰できます。ただし、施術後2〜3日後は腫れや痛みが激しい場合も多いので、休みを取っておくと安心です。

脂肪注入のダウンタイム

脂肪注入によるクマ取りのダウンタイムは1週間程度です。

脱脂注入のダウンタイムには、以下のような症状が見られます。

ダウンタイム中の症状
  • 腫れ
  • 内出血
  • 痛み

メスを入れるハムラ法や経結膜脱脂法よりもダウンタイムの症状は軽めですが、施術後は以下のことに注意して過ごしましょう。

ダウンタイムの過ごし方
入浴・洗顔洗顔は施術翌日から可能
メイク施術翌日から可能
コンタクトレンズ施術1週間後から装着可能
運動・飲酒施術1週間後を目処に再開
仕事施術翌日から可能施術3日目までは休むのが無難

脂肪注入は施術後2〜3日目に腫れや内出血のピークを迎え、4日目以降に症状が収まっていくことが多いです。

コンタクトレンズは下まぶたに腫れがある状態で装着してしまうと、眼球が圧迫され傷つく恐れがあるため最低でも1週間は装着を控えてください。

施術の翌日から仕事復帰は可能ですが、腫れや痛みのピークである施術後3日間は休めるとよいでしょう。

再生注射治療、レーザー照射治療のダウンタイム

再生注射治療、レーザー照射治療のダウンタイムは数日〜1週間程度です。

まれに腫れや内出血、赤みを引き起こす場合もありますが、ほとんどダウンタイムがなく施術後も日常生活に支障がないのが特徴です。

ただし、再生注射治療、レーザー照射治療ともに持続効果は永久的ではないので、定期的に治療を受ける必要があります。

施術の頻度や回数は症状によって異なるため、クリニックと相談しながら仕事やプライベートに影響が出ないよう施術日を調節しましょう。

目の下のたるみ・クマ取りの施術をする流れ

目の下のたるみやクマ取りの施術をする流れは以下のとおりです。

施術の流れ
  • 前にクリニックのカウンセリング予約をしておく
  • カウンセリング当日はメイクをせずにクリニックへ行く方が楽
  • カウンセリングで施術法を決めて会計をする
  • 麻酔を打って施術をする
  • 処方薬やダウンタイム中の過ごし方について説明を受ける

あらかじめ知っておくと便利なこともあるので、予約をする前に一通りの流れを確認しておきましょう。

事前にクリニックのカウンセリング予約をしておく

クマ取りの施術を希望する場合は、事前にカウンセリングの予約をしておきましょう。

クマ取りに限らず美容医療の施術を受ける場合、まずはカウンセリングを受けます。

カウンセリング予約は以下の手順でおこないましょう。

カウンセリング予約の手順
  • 自分が施術を希望するクリニックの公式HPを開く
  • 予約専用ページに移動するボタンがあればタップする
  • 予約専用フォーマットに沿って必要事項を記入する
  • 予約確定のボタンを押す
  • クリニックから確認メールが届いて予約完了!

クリニックによっては電話予約のみの場合や、LINE予約ができる場合もあるためHPをチェックしましょう。

また、クリニックごとに『初回限定20%OFF』『1万円引きクーポン配布中』といったキャンペーンをおこなっていることがあります。

キャンペーンはWeb予約限定となっていることも多いので、予約をする前にクマ取りに関するキャンペーンの適応条件をよく確認しておきましょう。

カウンセリング当日はメイクをせずにクリニックへ行く方が楽

カウンセリング予約ができたら、予約日時にクリニックに向かいましょう。

カウンセリングでは、クマの状態を確認しどの施術内容が適切なのかを判断してもらうので、メイクをせずにクリニックに向かうと診察がスムーズです。

施術後もメイクはできないので、ノーメイクでの来院や帰宅に抵抗がある方はサングラスとマスクを持参するとよいでしょう。

カウンセリングで施術法を決めて会計をする

カウンセリングでは、どの施術内容が自分に合っているのかや料金を確認したうえで施術法を決定します。

施術法が決まったら、先に会計をおこなってから施術に移ります。支払い方法はクレジットカード・医療ローンなどさまざまな形でできるクリニックが増えていますが、現金のみといったクリニックもあるので、事前にHPで確認しておきましょう。

麻酔を打って施術をする

支払いを終了したら、麻酔を打って施術に移ります。

クマ取りで使用する麻酔は以下のとおりです。

麻酔の種類麻酔の特徴
点眼麻酔目薬タイプで、眼の表面の痛みを無くす
浸潤(しんじゅん)麻酔患部に直接注射をして痛みを無くす結膜内部に使用する
ブロック麻酔患部から少し離れた部分に使用し、周囲の痛みを無くす
チュメセント麻酔脂肪吸引をする箇所に使用する脂肪を柔らかくすると同時に吸引部位の内出血を起こりにくくする効果を持つ
笑気麻酔他の麻酔をする際に痛みを感じにくくするために使用する口と鼻を覆うマスクを着け、ガスを吸い込むことにより全身の痛みを和らげる
静脈麻酔他の麻酔をする際に痛みを感じないために完全に眠るタイプの麻酔

脱脂リポ法は基本的に局所麻酔(点眼麻酔、浸潤麻酔、ブロック麻酔、チュメセント麻酔)で行います。オプションで笑気麻酔や静脈麻酔を併用することもできます。

脱脂コンデンスリポ法の場合は、局所麻酔(点眼麻酔、浸潤麻酔、ブロック麻酔、チュメセント麻酔)か、局所麻酔に笑気麻酔や静脈麻酔を加えた麻酔のどちらかをご希望で選択していただけます。

銀座みゆき通り美容外科大阪院「手術の痛みと麻酔の方法」

クマ取りは、少し身体が動いただけでも致命的なミスになりかねないため、麻酔によって完全に痛みを無くしてから施術を開始します。

なお、施術時間は施術法によって下記のように異なります。

施術法施術時間
表ハムラ法
裏ハムラ法
経結膜脱脂法
約2時間
脂肪注入30〜1時間
再生注射治療法5〜10分
レーザー照射治療法10〜15分程度

再生注射やレーザー照射治療法なら15分もあれば施術が終了しますが、他の患者様の施術の進行状況によって開始が遅れることも珍しくありません。

施術当日は、時間に余裕を持ったスケジュールにしておきましょう。

処方薬やダウンタイム中の過ごし方について説明を受ける

施術が終了したら、処方薬やダウンタイム中の過ごし方について説明を受けます。

帰宅してから不安を残さないためにも、処方薬の使い方や注意事項はしっかりと聞いておき、必要に応じてメモを取りましょう。

腫れや痛みが急激に増すといった、症状が急変した場合にはどうすればよいのかを聞いておくと安心です。

クマ取り施術まとめ

クマの種類には、青クマ・茶クマ・黒クマの3種類があり、クマ取りではクマの種類に合わせて適切な施術法の選択が重要です。

また、クマ取りは症状に適した施術法を選ぶとともに、自分に合ったクリニック選びが成功と失敗の分かれ道と言っても過言ではありません。

クマ取りで失敗しないためには、以下のポイントを抑えてクリニックを選びましょう。

クリニック選びのコツ
  • 実績や症例が豊富なクリニックを選ぶ
  • 料金が相場からかけ離れおらず、公式HPに料金が明記されているクリニックを選ぶ
  • アフターケアや保証がしっかりしているクリニックを選ぶ
  • 複数箇所にカウンセリングに行き、自分が信頼できる先生やクリニックを選ぶ

なお、クマ取りはクリニックによって料金幅が大きいため、相場と複数のクリニックの料金を比較しながらの決定をおすすめします。

自分に合った施術法やクリニックを見つけ、すっきりとした目元を実現させましょう。

目次