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脂肪由来幹細胞を用いた再生医療

幹細胞療法のご案内

天神ホリスティックビューティークリニック医療法人 ひまわり会

医師が患者の手を両手で包み込んでいる

ご担当医に相談してください。紹介状が必要となります。

  1. 01幹細胞とは?
  2. 02当院で行なっている治療内容
  3. 03再生医療による細胞修復
  4. 04投与する幹細胞の特徴
  5. 05細胞培養加工施設(CPC)
  6. 06症例の紹介
  7. 07有効性や安全性に関する記載
  8. 08治療の詳細
  9. 09当院の医師紹介
  10. 10よくあるご質問

目次

  1. 01幹細胞とは?
  2. 02当院で行なっている治療内容
  3. 03再生医療による細胞修復
  4. 04投与する幹細胞の特徴
  5. 05細胞培養加工施設(CPC)
  6. 06症例の紹介
  7. 07有効性や安全性に関する記載
  8. 08治療の詳細
  9. 09当院の医師紹介
  10. 10よくあるご質問
01

幹細胞とは?

体の中でさまざまな種類の細胞に分化(変化)する能力を持ち、かつ自己コピー能力を持つ特殊な細胞のことです。

必要に応じて特定の細胞(例:血液、神経、筋肉など)に変化することができる細胞です。この能力から、幹細胞は再生医療や難病治療の分野で大きな注目を集めています。

幹細胞の分化
幹細胞
分化
  • 神経
  • 筋肉
  • 内臓
  • 血液
  • 骨

再生医療の定義

再生医療とは、損傷した組織や臓器の機能を回復させることを目的とした医療技術のことです。

幹細胞療法の概要

幹細胞療法とは、損傷した組織や臓器を再生・修復するために、幹細胞を患者の体内に投与する治療法です。

幹細胞は、さまざまな種類の細胞に分化する能力を持ち、体内での自己修復機能をサポートします。

この治療法は、心筋梗塞などで損傷を受けた心筋細胞の再生にも応用されています。

損傷を受けた組織を再生・修復し自己修復をサポート

細胞数と年齢の関係
0歳20歳60歳
体細胞3兆個60兆個50兆個
幹細胞60億個10億個1.5億個
02

当院で行なっている治療内容

◆当院の代表的な再生医療メニュー

自己脂肪由来幹細胞治療

  • おなかをつまむ女性の腹部糖尿病
  • 体の透過図と肝臓肝障害

自家培養真皮線維芽細胞治療

  • 細胞を表すピンクの球体と網目皮膚再生

自己多血小板血漿(PRP)治療

  • 口元に注射を受ける女性の顔老化した皮膚(しみ、しわ、たるみ)

◆その他のご提供可能な再生医療メニュー

自己脂肪由来幹細胞治療

  • 背中の痛みを抱える人体の青い透過図慢性疼痛
  • 長い黒髪の女性の後ろ姿毛髪組織
  • 両手で頬に触れる女性顔面萎縮症

◆免疫細胞療法

γδT細胞を用いた治療
αβT細胞を用いた治療
樹状細胞を用いた治療

NK細胞を用いた治療

  • がん治療後、再発が不安な方
  • がん家系で健康に不安がある方
  • 健康維持のため、高活性化NK細胞治療を受けたい方
青い背景に浮かぶ免疫細胞

横にスクロールできます

培養期間培養後のNK細胞数
高活性NK細胞2週間約30億個
スーパー高活性NK細胞3週間約40億個
03

再生医療による細胞修復

再生医療は、膵臓細胞、動脈硬化、肝臓の細胞の修復を目指す治療法として注目されています。

①膵臓細胞の修復

膵臓と血管のイラスト

適応

◆糖尿病患者
2型糖尿病の患者で、インスリン分泌が低下している場合に適応となります。
◆膵炎患者
慢性膵炎によって膵臓の機能が低下している患者が適応となります。

治療のメリット

  • 膵島β細胞の再生により、インスリン分泌が改善され、血糖コントロールが向上する可能性があります。
  • また、糖尿病の合併症リスクを低減することが期待されます。

②動脈硬化の改善

心臓のイラスト

適応

◆心血管疾患のリスクが高い患者
高血圧、高コレステロール、糖尿病などのリスク因子を持つ患者に適応となります。
◆末梢動脈疾患の患者
血流が悪化している患者が適応となります。

治療のメリット

  • 血管内皮細胞の再生や修復により、血流が改善され、心血管疾患のリスクを低下させることが期待されます。

③肝臓の細胞修復

肝臓のイラスト

適応

◆肝炎患者
アルコール性肝疾患やウイルス性肝炎による肝機能障害の患者が適応となります。
◆肝硬変の患者
肝臓の線維組織が増加し、肝臓自体が硬化した肝硬変の患者に適応となります。
◆脂肪肝の患者
非アルコール性脂肪肝疾患を持つ患者に適応となります。

治療のメリット

  • 肝細胞の再生により、肝機能の改善が期待されます。
  • 肝臓の健康を回復させることで、全身の健康状態も向上する可能性があります。

糖尿病における幹細胞療法

培養皿点滴人体のシルエット

糖尿病では、膵臓のインスリンを分泌する膵島β細胞が損傷を受けたり、機能不全によりインスリン分泌が不十分になっていることが考えられます。

幹細胞を使った再生医療は、この膵島β細胞の再生や機能改善を目指しています。特に、点滴を通じて幹細胞や成長因子を投与する治療法が注目されています。

この治療法により、膵臓の膵島β細胞が回復し、インスリン分泌の正常化が期待されています。

糖尿病における幹細胞療法の具体例

1. 幹細胞治療

【自家幹細胞移植】

患者自身の脂肪組織から分離培養した幹細胞を点滴で投与します。これにより、幹細胞が膵臓に移動し、膵島β細胞の再生を促進することが期待されます。

2. 成長因子の投与

インスリン分泌を促進する成長因子を含む溶液を点滴で投与します。これにより、膵臓の膵島β細胞の機能を改善し、血糖値のコントロールを助けることが期待されます。

3. 免疫調整療法

1型糖尿病の場合にも、自己免疫反応が膵島β細胞を攻撃するため、免疫系を調整する治療が行われることがあります。点滴によって免疫抑制剤や特定の免疫調整因子を投与し、膵島β細胞の保護を図ります。

これらの治療法は、まだ研究段階にあるものが多く、効果や安全性については個々の患者の状態や病歴によって異なるため、専門医との相談が重要です。また、再生医療は全ての糖尿病患者に適用できるわけではないため、適切な診断と治療計画が必要です。

糖尿病に対する幹細胞療法の効果

点滴投与された幹細胞が膵臓を修復

膵島β細胞の再生を促進!

損傷した膵臓(茶色)と幹細胞(黄色い粒)損傷時

膵臓の機能を改善!!

血糖値コントロール良好♪

正常な膵臓(橙色)正常化
04

投与する幹細胞の特徴

天神ホリスティックビューティークリニックの幹細胞

日本で売上シェアNo.1の株式会社ASメディカルサポートに業務を委託しています。

横にスクロールできます

企業名主な事業内容実績
2022年2023年2024年
売上シェア売上シェアシェア
1ASメディカルサポート脂肪由来幹細胞の加工受託等1,00021.7%1,50023.8%66%
2セルソース脂肪由来幹細胞・血液由来(PRP)の加工受託等75016.3%95015.1%
3メディネット免疫細胞の加工受託等60013.0%1,10017.5%
4コージンバイオ細胞培養用の培地の供給等4209.1%4407.0%
5その他1,83039.8%2,31036.7%
合計4,600100.0%6,300100.0%

総検体数約6,000

単位:百万円SEED PLANNINGの調査データからの抜粋

虫眼鏡、顕微鏡、研究者のイラスト

天神ホリスティックビューティークリニックの幹細胞の特徴

特徴①培養した幹細胞を生きたまま投与できる

【例】点滴3回投与の場合(幹細胞合計3億個使用)

天神ホリスティックビューティークリニックでの幹細胞投与
通常の幹細胞投与
脂肪採取
-156℃で幹細胞の種を冷凍保存
幹細胞を一度にまとめて培養する
冷凍保存
投与日ごとに、毎回初めから培養を行う
毎回冷凍された状態で医療機関に届く
1億個
1億個
1億個
1億個
1億個
1億個
生幹細胞を投与
届いた幹細胞を解凍
1回目投与
2回目投与
3回目投与
1回目投与
2回目投与
3回目投与

生存率96%以上を維持

解凍すると50%以上の幹細胞が死滅してしまう

  • 幹細胞が生き生き
  • 細胞活性が高い

解凍時のダメージで幹細胞が死滅する

解凍・凍結が幹細胞に与える影響

幹細胞の解凍や凍結が与える影響について、実際の研究結果や論文をもとにご紹介します。

⑴幹細胞培養における凍結処理の細胞活性への影響についての検討

【研究概要】同じ時期に2名の提供者から採取した脂肪由来幹細胞を使用しました。これらの細胞を、幹細胞培養液(タカラバイオ)で培養し、それぞれの細胞を2つのグループに分けて比較しました。1つは解凍直後の細胞(検体A)、もう1つは解凍後に回復培養を行った細胞(検体B)です。その後、各グループの細胞を洗浄し、50,000個の生細胞に調整した後、NAD活性を測定し、その結果を比較して検討しました。

【結果】細胞の代謝活性は、回復培養を行った細胞が解凍直後の細胞より3倍以上高いことが確認されました。これにより、解凍直後の細胞は凍結のダメージにより細胞の活性が3分の1以下に低下していることが示唆されました。

検体A

  1. 脂肪採取
  2. 継代
  3. 凍結
  4. 解凍
  5. NAD活性測定

検体B

  1. 脂肪採取
  2. 凍結
  3. 解凍
  4. 回復培養
  5. NAD活性測定

細胞活性が3倍以上高い

出典

小村泰雄, 吉村悠矢, 柳田咲. (2022). 幹細胞培養における凍結処理の細胞活性への影響についての検討. 日本抗加齢医学会総会発表資料.
https://osaka.krg.or.jp/news/wp-content/uploads/2022/08/d7163e9b35230d10ea9ea18ef5af31e9.pdf

⑵生細胞と凍結細胞の比較(論文)

【研究概要と結果】

この論文は、細胞治療薬の製造と臨床応用における重要なプロセスである「凍結保存」と「凍結解凍」に焦点を当てています。

この論文内の「新鮮なMSC治療薬と凍結解凍したMSC治療薬の効果に関する臨床での経験」の項目において、以下の結果が得られました。

  • 生細胞は凍結細胞よりも高いホーミング効果※1を示す。
  • 解凍時にダメージを受けることで、ホーミング効果が低下する。

※1 ホーミング効果とは、細胞が体内の損傷や炎症がある部位に自発的に移動し、そこで修復や再生を促進する現象です。この特性を活かすことで、再生医療や治療効果を高めることが期待されています。

出典

Chasen Cottle et al Impactof Cryopreservation and freeze-Thawing on Therapeutic Properties of Mesenchymal stromal/stem Cells and Other Common Cellular Therapeutics, Current Stem Cell Reports (2022) 8:72-92

特徴②自己血液で活力のある幹細胞を培養

自己血液を使用するメリット
  • 自己血液で培養された幹細胞は生命力が強い。
  • アレルギーや狂牛病などのリスクがない。

活力に満ちた強い幹細胞を作り出すことができる。

血液の入った2本の採血管

自己血液で幹細胞を培養するには、高度な技術が必要です!!

特徴③特殊な不織布を使用することで細胞を守り効率UP

再生医療の分野で新たに注目されているのは、不織布を使った幹細胞の培養法です。

従来の酵素分解法に比べ、幹細胞へのダメージを最小限に抑え、効率よく細胞を取り出すことができます。

不織布を使用する2つのメリット

⑴細胞が接着しやすい構造

不織布の足場に接着する細胞のイラスト

不織布は、細胞が自然に接着できる細かい足場構造を持っています。

この構造が細胞の増殖を助けます。

⑵優れた培養効率

培養皿のイラスト

不織布の密度や繊維の細さ、素材などの調整により、幹細胞の培養効率を大幅に向上させます。

従来の酵素分解法との違い
化学薬品の使用禁止を表す標識

従来法では、脂肪組織から幹細胞を分解酵素を用いて化学的に抽出します。

この方法は細胞がダメージを受けやすいという課題があります。

化学薬品の使用を避ける不織布法は、細胞への負担を軽減します

特徴④安定した生細胞を投与するため3継代目で出荷

天神ホリスティックビューティークリニックでの幹細胞投与
通常の幹細胞投与
脂肪採取
幹細胞を不織布で取り出す
幹細胞を酵素処理で取り出す
1〜2継代
1〜5継代
初期培養基礎株の作成培養

5回分を一度にまとめて培養

3継代
冷凍保存

投与日ごとに毎回初めから培養

毎回非冷凍・生幹細胞の状態で天神ホリスティックビューティークリニックに届く
毎回冷凍された状態で医療機関に届く

解凍途中で細菌が混入するリスクあり

特徴⑤C型・B型肝炎の方でも治療が可能(代替血清を使用した培養)

他の医療機関では、B型・C型肝炎陽性の方は治療を受けられない場合がありますが、天神ホリスティックビューティークリニックでは治療が可能です。

  • HCV抗体陽性 & HCV-RNA陽性
  • HBS抗原陽性
  • HBE抗原陽性

上記状態の方でも安心して治療を受けることができます。

(ただし、HIV抗原陽性・HIV抗体陽性の場合は培養できません)

肝臓とウイルスのイラスト
感染症リスクに配慮した安全な細胞培養管理体制

当院では、C型・B型肝炎ウイルスなど感染症のリスクがある場合には、通常とは別の管理体制で細胞の培養を行っています。

交差汚染を防止し、安全性を確保するため、厳密なゾーニング・設備分離を徹底しています。

専用クリーンルームで作業する白衣の技術者
通常の幹細胞とは区別した専用クリーンルームでの作業
専用化した無菌キャビネットでの作業
専用化した無菌キャビネット
05

細胞培養加工施設(CPC):CellProcessingCenter

当院は生存率と細胞サイズの最適化を高水準で実現している、国内トップクラスのCPC施設と提携しています。

細胞培養加工施設(CPC)とは

CPCとは、再生医療に使用する細胞を無菌かつ安全な環境で培養・加工・保管するための専門施設です。

特に脂肪由来幹細胞治療では、高度な培養技術が求められます。

細胞の生存率を高く保つことは、体内での定着率を高めるうえで非常に重要です。

また、細胞の大きさを適切に調整することで、血管内をスムーズに移動できるようになり、目的の組織に到達・定着しやすくなります。

細胞の質とサイズを考慮して培養することで、治療効果の向上が期待できます。

CPCの主な設備

クリーンルームで作業する白衣の技術者

クリーンルーム

クリーンルームは、細胞を加工・培養するために特別に設計された環境です。天井に設置されたHEPAフィルターにより、0.3μmの微粒子を99.99%以上除去し、24時間365日クリーンな空気が循環しています。

この中での作業は、すべてバイオハザードセーフティキャビネット内で行われます。細胞を無菌状態で取り扱うための重要な設備です。

顕微鏡で細胞を観察する技術者

顕微鏡による細胞状態の確認

クリーンルーム内の顕微鏡を用い、フラスコ内に接着した細胞の状態を観察します。細胞が適切に定着し、増殖しているかを確認する大切な工程です。

無菌キャビネットでピペット操作をする技術者

無菌キャビネットでの培養操作

安全キャビネット内では、培地を遠沈管チューブからフラスコへ移す作業など、無菌環境下での繊細な作業が行われます。これにより、細胞への汚染リスクを最小限に抑え、品質を維持しています。

クリーンルーム制御盤の丸いメーター

クリーンルーム制御盤

クリーンルーム制御盤は、クリーンルーム内の環境を監視し、最適な状態に保つための中心的な装置です。温度、湿度、差圧、空気の流れなどを調整し、外部からの細菌や浮遊物の侵入を防ぎます。この制御盤により、常に清潔で安全な環境が維持され、質の高い細胞培養が可能となります。

CO2インキュベーターが並ぶ部屋

CO2インキュベーター

クリーンルーム内に設置されたCO2インキュベーターは、細胞を生理的な条件に近い状態で培養するための装置です。温度、湿度、CO2濃度が安定的に保たれ、5%の炭酸ガス濃度によって、pH7.1〜7.4を維持します。また、体内温度と同じである37°Cでの温度管理により、細胞の生育環境を最適に保ちながら、防カビや加湿も行われています。

共同研究

ASメディカルサポート大阪大学のロゴ

CPCを運営しているASメディカルサポートは、国立大学法人大阪大学と共同で、脂肪由来幹細胞を活用した新しい治療法の開発を行っています。

当院では、こうした高度な技術を持つ信頼のある施設と提携することで、安全で効果的な治療を提供できる体制を整えています。

06

症例の紹介

症例① 糖尿病に対する間葉系幹細胞を用いた再生医療の可能性

点滴スタンドの横に立つ人のイラスト

糖尿病患者に対する間葉系幹細胞治療の有効性について、9件の臨床試験を分析した研究をご紹介します。

この研究では、2型糖尿病患者に対し、臍帯・胎盤・骨髄・羊膜など多様な供給源から得た間葉系幹細胞を点滴などで投与した治療法が検討されました。

結果として、多くの試験で以下のような有効性が報告されています。

  • 空腹時血糖値:治療前の平均156.73 mg/dLが、治療後には129.64 mg/dLへと有意に減少しました。
  • HbA1c(ヘモグロビンA1c):治療前の平均8.6%が、治療後には7.3%まで低下しました。
  • インスリン抵抗性(HOMA-IR):改善傾向が複数の試験で確認され、内因性インスリン分泌の改善が示唆されました。
  • 有害事象:幹細胞治療に起因する重大な副作用は報告されておらず、安全性にも一定の評価がなされています。

これらの結果から、間葉系幹細胞治療は、2型糖尿病に対して血糖コントロールの改善やインスリン依存度の軽減をもたらす可能性があり、再生医療の新たな選択肢として注目されています。

出典

Ranjbaran, H., Mohammadi Jobani, B., Amirfakhrian, E., & Alizadeh-Navaei, R. (2021). Efficacy of mesenchymal stem cell therapy on glucose levels in type 2 diabetes mellitus: A systematic review and meta-analysis. Journal of Diabetes Investigation, 12(4), 803–810.
https://doi.org/10.1111/jdi.13404

症例② 慢性疼痛に対する自己脂肪由来幹細胞を用いた治療

医師と患者が書類を見ながら話すイラスト

天神ホリスティックビューティークリニックにて実施された治療結果をご紹介します。

慢性的な痛みを訴える70代男性に対し、患者本人由来の脂肪由来幹細胞を静脈点滴により投与する方法を実施しました。

血液検査(検査日:検査前/2024年10月7日-検査後:/2025年2月7日)では、血清鉄が65μg/dLから109μg/dLへ上昇し、栄養状態の改善が示唆されました。

また、中性脂肪は376mg/dLから202mg/dLへ低下し、代謝バランスの正常化がみられています。

さらに、血小板数は12.9×10⁴/μLから15.5×10⁴/μLへ上昇し、造血機能の安定が確認されました。

治療後の経過観察では、現在までに本治療に起因する疾病発生等の有害事象は確認されていません。

07

有効性や安全性に関する記載

安全性
再生医療等安全性確保法に基づき、再生医療を行う医療機関や細胞加工物には規制があります。当院はこの法令を遵守しています。
有効性
これまで有効な治療法のなかった疾患の治療が可能になります。
副作用
基本的に副作用が少なく、低侵襲な治療法です。

法規制と承認状況

天神ホリスティックビューティークリニックでの承認内容

再生医療法第二種及び第三種を取得しています。

当院は、第二種再生医療等提供計画書と第三種再生医療等提供計画書を取得している医療機関です。

厚生労働省に届出・受理されています

再生医療法第二種を取得している治療

◆自家培養真皮線維芽細胞を用いた再生治療

◆自己脂肪由来幹細胞を用いた治療

再生医療法第三種を取得している治療

◆自己多血小板血漿(PRP)を用いた再生療法

◆がんに対する免疫機能改善治療

08

治療の詳細

治療の流れ

  1. 脂肪採取当日

    ①血液検査

    青い手袋で採血管を扱う手元
    • 血液検査を行い、現在の症状、感染症の有無を確認します。
    • 培養に必要な血清の採血を行います。
  2. ②脂肪採取

    おなかに両手を当てる腹部

    局所麻酔にて脂肪を採取します。

  3. 当日〜3日後

    ③内服、付け替え

    水のコップと錠剤を持つ手
    • 手術部位の感染を防ぐため、抗生剤を内服します。
    • 手術部位の付け替えを行います。
  4. 6週間後

    ④細胞点滴・採血

    点滴バッグと点滴筒
    • 培養した幹細胞を点滴で投与します。
    • 次回点滴のための細胞培養に必要な血清の採血を行います。
  5. 点滴当日

    ⑤内服

    体温計と錠剤

    発熱した際の内服薬を処方します。

  6. 3週間以降

    ⑥2回目投与

    採血後の腕と血液の入った採血管
    • 細胞点滴後の経過確認のための採血を行います。
    • 2回目以降治療計画に従って投与していきます。

脂肪採取の方法

手術着の外科医のイラスト

局所麻酔後、臍部(おへそ)の下の皮膚を約3ミリから4ミリ切開し脂肪を採取します。

【メリット】

  • 1.手術が簡単で短時間(約15分)で終了する
  • 2.患者さまの肉体的・精神的負担を軽減できる
  • 3.1回の脂肪採取で10回分の投与が可能

治療の過程

横にスクロールできます

疾患治療回数
肝障害3回〜
糖尿病6回〜
09

当院の医師紹介

理事長 松尾 眞二郎の顔写真

医療法人ひまわり会理事長

松尾 眞二郎

【経歴】
金沢医科大学卒業九州大学皮膚科勤務原三信病院勤務国立福岡中央病院勤務(現、九州医療センター)
【所属医学会】
日本皮膚科学会日本美容皮膚科学会日本抗加齢医学会
10

よくあるご質問

再生医療は、損傷したり機能が失われた組織や臓器を修復または再生するために、細胞、組織、遺伝子などを活用する医療技術のことです。

例えば、幹細胞を使って新しい細胞を作り、損傷を修復することが含まれます。

再生医療は近年急速に進展し、実用化が進んでいます。

一部の治療法に関しては保険適応が開始されたものもあり、さまざまな疾患に対して幹細胞治療技術や組織再生技術が活用されています。

再生医療は、以下のような病気や障害に対して有望な治療法として研究されています。

  • 神経系の疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病など)
  • 心臓病や血管の損傷
  • 糖尿病による組織の損傷
  • 関節炎や骨折
  • 脊髄損傷
  • 肝機能障害
  • 糖尿病
  • 慢性疼痛
  • 慢性疲労
  • 脳血管障害
  • 脱毛症(頭皮の毛乳頭細胞)

再生医療には、以下の主な方法があります。

  • 幹細胞治療:幹細胞を使って新しい細胞を作り、損傷した組織や臓器を再生します。
  • 組織工学:細胞や人工材料を用いて新しい組織を作り、損傷した部分に移植します。

再生医療の治療法の多くは、現時点ではまだ保険の適用外であることが多いです。

特に新しい治療法や実験的な治療は、保険の対象外になることが多いため、自己負担が大きくなることがありますが、医療費控除の対象となります。

治療を受けるには、医師による評価や診断が必要です。患者の病状、年齢、体調などが考慮され、治療法が適切かどうかが判断されます。また、再生医療を受ける施設が認可されたものであることが重要です。

再生医療は新しい分野であり、完全に安全であることが保証されていない場合があります。特に幹細胞治療では、移植された細胞が異常に成長したり、免疫反応を引き起こすリスクがあります。治療が承認される前に厳格な臨床試験が行われますが、治療後のリスク管理が重要です。

再生医療の技術は急速に進歩しており、今後はより多くの病気や障害に対して治療法が提供されると期待されています。幹細胞や遺伝子治療の技術が進化し、治療がより安全で効果的になることが期待されています。また、個別化医療やオーダーメイド治療の普及も予想されています。

再生医療は非常に有望な分野であり、今後ますます発展することが期待されています。

治療について詳しくは、お気軽にご相談ください。

0800-805-1565

ご担当医に相談してください。紹介状が必要となります。

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