
回転寿司はお好きでしょうか。特に子供が好きでよく行くという方も多いかもしれませんね。
リーズナブルな価格で大好きなお寿司が食べられるとあって、根強い人気があります。
しかし、その安さには理由があるに違いないということも、薄々感じておられるのではないでしょうか。
回転寿司に限らず、外食チェーン店は「食の安全」など考えると色々つっこみポイントがあるため、気にしすぎると食べるものが無くなります。
今回は、分子栄養学カウンセラー目線で気をつけたいと思うことをシェアしたいと思います。
*もちろんあなたにもそうしてくださいという話ではなく、私はそうしているというだけなので安心してください。
お寿司はスイーツ?
回転寿司で個人的に避けているものをあげるとすれば、例えば・・・
ネギトロに混ぜてある植物油(トランス脂肪)
人工のイクラ
サッカリンで甘みを付けたガリ
水銀が気になるマグロ…
といったところでしょうか。
しかし、そもそもすし飯が気になってしまうのです笑
寿司を食べにいってすし飯が気になってたら元も子もありませんが。
お米って糖質が多いですが、そこにお砂糖をたっぷり入れて作るのがすし飯。
お寿司はかなり糖質過多なメニューと言えます。
自分ですし飯を作ればわかりますが、おいしい寿司飯を作ろうと思うと、かなりのお砂糖を使うので、「これじゃスイーツだな」と思うほどです。
最近は糖質制限中の人向けに、すし飯を大根などに変えているものもあります。
しかし私が食べた物に関しては、その大根に甘いドレッシングがたっぷりかかっていたので、結局糖質が多くなっている感じがちょっと残念でした。
回転寿司でも、糖質を控えたい人のために、ただの刺身をメニューに加えればいいのにと思ってしまいます。一人なら入らない人も、お付き合いで行くことありますからね。
もちろんお寿司を食べる時に対策として出来ることはあります。
いきなり糖質の多いものを食べると血糖値の乱高下を招くので、最初に食べるものに気をつけてみてください。
真っ先に好きなお寿司を注文する・・・のではなく、
まずはサイドメニューを注文すると良いです。
茶碗蒸し、枝豆、サラダ、赤だし、卵焼き・・・などでしょうか。
少しは栄養バランスも取れますし、お寿司を食べ過ぎて太るリスクも幾らか抑えられます。
殺菌剤の臭いに注意
お寿司屋さんでプールのような臭いがしたり、お刺身から素材とは違う何か変な味がする時がありませんか?!
先日は、サーモンと”えんがわ”が異様にまずく、消毒のような味がしました。エビも時々同じように消毒っぽい風味が口の中に広がることがあります。
あの味は何なんだろうと思ったことはありませんか。
「体を壊す10大食品添加物」渡辺雄二 著 幻冬舎新書
この本の中に答えがありました。
この臭いや味の原因は殺菌剤として使われている次亜塩素酸ナトリウムだったようです。
次亜塩素酸ナトリウムというとプールの消毒に使われるほか、ご家庭でも「ハイター」や「カビキラー」といった製品に用いられているため身近な薬品です。
ご存知の通り換気をしながら使用しなければ危険な急性毒性の高い薬品です!
そんな次亜塩素酸ナトリウムが保存料として使われているなんて、怖いですね。
特に痛みやすい食材である、キス、アワビ、カレイ、エビなどの高級食材には、飲食店が仕入れる前から使われていることもあるようです。
次亜塩素酸ナトリウムは食品に使っても残留しないという理由で、表示が免除されているそうです。
それをいいことに、加工業者は安易に次亜塩素酸ナトリウムを使っていて、店側もそれを平気でお客に出しているのです。
板前さんがその場でお刺身を作っているお店でも、薬っぽい少し酸っぱい味がすることがあります。
おそらく、まな板や包丁の消毒に使った次亜塩素酸ナトリウムを十分水で洗い流していなかったんでしょうね。
食中毒を起こすリスクを思うとどうしても過剰防衛になってたくさん消毒してしまうというのもわかります。
チェーン店だったら、一店で食中毒が出れば大変なことになります。生物は特に食中毒が出やすいですからね。
でも、お客の立場からすると劇薬付きのお料理では困ります。
居酒屋や天ぷら店、寿司店さらにスーパーの寿司やコンビニサラダ、カット野菜からプールの消毒薬のような臭いがしたり、薬っぽい味がしたら
次亜塩素酸ナトリウムが残留している可能性があります。
そんな時は、残念ですが食べるのはやめたほうがいいのかもしれません。
怖いことをたくさん書きましたが、日本の食品には有毒なものが溢れているのが実情です。
それなら逆に少々の毒は排泄できるくらいの体にして行くことも同時に必要な時代なのかもしれません。
家族や友達と外食する際は、解毒力がない人もできる範囲で身を守りつつ楽しみたいものです。
その前後に解毒を促すサプリメントでケアする、というのもアリかもしれません。
PS:自分の解毒力を知りたいですか?それなら、当院の血液検査を受けてみると良いです。
(執筆:分子栄養学カウンセラー大野真理)