夏に入り気になってくるのが、わき汗!!
汗の臭いや汗しみなど気になることが増えてくる季節ですね、、、
脇汗を抑える手段としては、ネットでも購入できるパースピレックスは有名かもしれません。
また、保険診療でもエクロックゲルやラピフォートワイプなどがあります。
保険診療で毎月通ったり、毎日のケアが必要になってきます。
日々の生活で忙しく、通院などが難しい方や脇汗に悩みを抱えている方は、
脇ボトックスがおすすめです。
ボトックスで脇の悩みを解消する
脇ボトックス治療は、多汗症やワキガの症状を抑制するため、
脇の下にボトックスを注射する方法です。
ボトックスが汗腺の過剰な活動を抑えることにより、
汗による洋服への汗ジミを減らしたり、脇のニオイを抑制します。
手術などに比べ、施術時間が短く、ダウンタイムの少ない為、
日常生活への影響が最小限である点が特徴です。
治療後、数日で汗の量が減少しはじめ、効果はおよそ3〜6ヶ月続きますので、
夏になる前に始めるのがポイント!!
ボトックスの基礎知識
ボトックスは、ボツリヌス菌によって生成されるA型ボツリヌス毒素を医療用に安全に処理した製剤です。
もともとは顔や眼瞼の痙攣治療に使用され、美容の分野では主に顔のシワを目立たなくする目的、そして脇や額などの汗を抑える目的などで利用されています。
多汗症の基礎知識
多汗症は、体温調節のため過剰に汗をかく状態を指し、温暖な環境下や運動をしていない時でも発生します。
多汗症は原発性と続発性に分類されます。
特定の部位(手のひら、足の裏、脇の下、顔など)に限局し、医学的原因が見当たらないケースを原発性多汗症と呼びます。
一方、他の病気が原因で体全体にわたって過剰な汗をかくケースを続発性多汗症と呼びます。
ワキガの基礎知識
ワキガは、脇の下のアポクリン汗腺から分泌される汗が原因で発生する特有の臭いを指します。このにおいは、汗が皮膚上の細菌によって分解されることで生じます。
遺伝的要素が大きく、アポクリン汗腺の多い人ほど発生しやすいとされています。
脇毛が多い方はアポクリン汗腺が多い傾向にあるといわれています。
臭いや脇汗が止まるメカニズム
脇にボトックスを注射することで、
汗腺を取り巻く神経に作用し、汗腺からの汗分泌信号をブロックします。
これにより汗の量が1/3以下に大幅に減少し、ワキガの原因となる汗と細菌の反応も抑えられ、においの発生を効果的に減らします。
副作用について
ボトックス注射を行った後、内出血や痛み、つっぱり感、熱感、発赤、腫れ、硬結を生じることがあります。また、稀ではありますが、しびれや感染、倦怠感、筋肉痛、かゆみ、蕁麻疹、むくみ、発熱、胸痛、頭痛、咳、冷や汗、アナフィラキシーショックなどを生じることもあります。数日程度で回復することが多いですが、気になるようでしたらお気軽に当院までご相談ください。
「Botulax」ボツラックス両脇(手技料込) | |
両脇合計 100単位 | ¥45,000(税込) |
麻酔クリーム | ¥1,500(税込) |
気になる方はご気軽にお問い合わせください。