老いを感じるのはタンパク不足?タンパク質を上手に吸収する方法

40代を過ぎ、50代、60代と年々不調を感じる人が増えていくものです。

  • 疲れが取れない
  • よく眠れない
  • さほど食べてないのに太りやすくなった
  • なんだかイライラする
  • 大きな問題でもないのに不安になる
  • 髪が細く薄くなって20代の頃とは別人(泣)

    こんな悩みを抱く女性は少なくありません。

    だって歳だもん。仕方ないよね。。。

    確かにそうかもしれません。

    しかし、車だって定期的に車検に出してメンテナンスするのですから、車よりも長く使う私たちの体にもメンテナンスが必要なはず。そう思いませんか?

    車だったら部品を交換したり、オイルを足したりして丁寧にメンテナンスすれば長く快適に乗ることができます。

    では、人間の体はどやったらメンテナンスできると思いますか?

    You are what you eat
    あなたの体はあなたが食べたもので出来ています。

    という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

    そう、私たちの体は食べたもので出来ているのですから、メンテナンスするにも口から入れるものが重要なカギを握ることになります。

    体の不調は単なる年齢の問題ではなく、多くの場合、何らかの栄養の不足から来ています。

    特に日本人が不足しがちな栄養とは何でしょうか。

    それは体の基本的な材料となるものです。

    体の材料といえば何だと思われますか?

    それは、




    タンパク質です!!!

    気になる肌も、髪や爪も、ホルモンや消化酵素、内臓や免疫細胞、何もかもが全てタンパク質で出来ています。

    タンパク質不足チェック!

    更年期に気になるホットフラッシュや不眠の悩みもタンパク不足が関係していることが大いにあります。

    ここで、あなたにタンパク質が足りているかどうかチェックしてみましょう。当てはまるものが多いほどタンパク質が不足しています。

    ■タンパク質不足チェックリスト■

    □野菜中心の食事で肉・魚・卵はあまり食べない
    □爪がもろくなり伸ばせなくなった
    □疲れやすい
    □さほど食べていないのに太りやすい
    □むくみが気になる
    □わけもなく不安になる
    □肌のハリがなくなった気がする
    □枝毛や切れ毛、白髪や薄毛などが気になる
    □集中力、思考力が低下したと感じる

     

    いかがでしたか?

    タンパク質は、不足すると肌や髪、爪など見える部分にも大いに影響が出てきます。

    若い時にはコシもツヤもあった髪がパサパサになっていくのは、タンパク不足によってコラーゲンやケラチンが作れなくなっていることが要因である可能性大です!

    若さと美しさ、健康を保つには体タンパクを維持することが欠かせないのです。

    更に、ホルモンの合成にもタンパク質が関係しています。

    更年期の様々な不調ーイライラ、物忘れ、やる気減退、言葉が出ない、気分の変動・・・こういったこともタンパク質が十分に取れていないことが要因となります。

    心と体の健康を保つためには、タンパク質は欠かせない栄養素なのです。

    十分なタンパク質量を摂るには

    平成29年の厚生労働省【国民健康・栄養調査結果の概要】の中で意外だったのは、エネルギー及びタンパク質摂取量は20代から50代の人たちより60代の人たちの方が多いということです。

    食べるものが豊かにある時代に生まれ、食事が体を作るという意識が低くなっている世代だからなのか、働き盛りできちんと食べる余裕がないからなのか・・・

    理由ははっきりわかりませんが、20代から50代は意外と低タンパクな食事になりがちなようです。

    そもそもタンパク質というとどんな食材なのかも知らない人がいます。

    タンパク質の豊富な食べ物とは肉、魚、卵、豆類です。

    それをどの程度食べれば良いものなのでしょうか。

    目安となるのは、あなたの体重1kgあたり1gのタンパク質です。

    例えば体重50kgの人なら少なくとも50gは必要ということになります。

    ここで勘違いしやすいのは、50gのタンパク質を摂るには50gのお肉を食べれば良い、という訳ではないということです。

    お肉100gあたりのタンパク質量はたった20g程度です。しかも大抵が煮たり焼いたり加熱して調理します。そうするとタンパク質量は8〜10g程度に半減してしまいます。

    ですから、ざっくりとした目安として、毎食手のひらに乗るくらいの量のタンパク質を摂っていただくようにお勧めしています。

    お肉、魚を100gずつ、豆腐半丁、卵1〜2個、納豆1パックといった感じです。

    もし朝食を抜いてしまうと、これだけ食べるのは難しくなります。

    一日3食、あるいはおやつにも高タンパクなものを摂ることで、必要なタンパク質量を確保すること意識してください。

    高タンパク食の難点をカバーしよう

    ただ、高タンパクな食品というのは消化に力がいるというのが難点です。それで、消化のために気をつけたいことをお伝えしておきたいと思います。

    ・きちんと噛まずに急いで食べたり、ストレスを感じながら食事をしてしまうと、胃酸が十分に分泌されず消化不良を起こしてしまいます。リラックスして30回よく噛んで食べることが大切です。

    ・また、食事の際に水分を摂りすぎると胃酸が薄まってしまいます。食事時にお茶を飲みすぎないよう気をつけてください。

    ・いくら良いものでも同じものを毎日毎日摂り続けるとアレルギーを起こしてしまいます。高タンパクなものは特にそうです。
    ですから、どれか一つに偏ることなく肉・魚・卵・豆類を満遍なく様々な種類楽しんでいただきたいところです。

    ・もし、体調が優れず、塊のお肉や魚を食べるともたれる、卵を1個食べると疲れるというような方は、無理に食べるのはやめてください。

    ボーンブロススープ(肉や魚の骨を入れたスープ)やカツオや煮干しからとったお出汁で消化の良いタンパク質を摂るようにしてみてください。

     

    日本人は平均的に胃酸が少ない国民と言われています。それで消化力をアップさせる食材をご紹介しておきます。

    消化を助ける食材

    大根おろしは天然の消化剤です。肉や魚を焼いたらぜひ横に添えましょう。朝イチで大根おろしを食べることを勧める先生もいます。

    レモン水、お酢、梅干し、ゆず、かぼすのような酸っぱいものは胃酸をカバーしてくれますし、鉄や亜鉛などのミネラル吸収をアップさせます。

    しそ、ニンニク、パセリ、ミント、パクチー、センブリなども消化を助けます。

    動物性?植物性?どっちがいいの?

    タンパク質にも動物性と植物性があり、健康に気を配っている方ほど植物性に偏りがちな傾向にあります。

    結論から言うと、どちらにもメリットがありますから両方摂ることをお勧めしています。

    しかし理想としては、全タンパク質の2/3くらいは動物性で摂ることをお勧めします。なぜなら動物性タンパク質にはビタミンB群や鉄・亜鉛などのミネラルも豊富だからです。

    体内では、タンパク質を「作る」と「壊す」を繰り返しています。(これを異化と同化と言います)それを「代謝」と言うわけですが、それにはビタミンB群や鉄・亜鉛などの栄養素が必須です。

    せっかく摂ったタンパク質を使いこなすためにも、ビタミンB群やミネラルの豊富な動物性タンパクを意識的に摂るようにお勧めします。

    ただ、肉食に偏ると腸のPhが酸性に偏ってしまいます。腸は肌と同じで「弱酸性」が良いとされています。弱酸性だと腸内細菌叢のバランスがよく、全身の健康に寄与するのです。

    ですから、お肉を食べる時には、それ以上の野菜をしっかり摂ることで腸内環境を良い状態に保つことが肝心です。

    血液状態からみるタンパク不足

    当院では、タンパク不足を55項目の血液検査の中で推測しています。

    よかったらお手持ちの健康診断の結果と照らし合わせてご覧になってみてください。分子栄養学的な観点でみる理想値を書いておきます。これよりも下回る場合は、タンパク質の摂取量が少ないか、食べていても消化吸収できていないことが疑われます。

    総タンパク 7~7.5

    アルブミン 4〜4.5

    AST 20

    ALT 20

    γGTP 15〜20

    BUN(尿素窒素)15〜20

    総コレステロール 200

     

    そのほかにも
    ・タンパク質を消化する力があるか
    ・タンパク質を使うためのビタミン・ミネラルは十分か
    といったことが当院の血液検査で確認できますのでどうぞご利用ください。(要予約)

    タンパク質が満たされるとどうなる?

    歳のせい?と思っていた症状も実はタンパク不足が原因かもしれないということ、そしてタンパク質の上手な摂り方をご理解いただけたでしょうか。

    しっかりタンパク質を摂り、それが吸収できるようになると良いことがたくさんあります。

    ・基礎代謝が上がり、食べて痩せる

    ・太りにくい体を手に入れる

    ・疲れにくく元気な体になる

    ・肌や髪にツヤとハリが出て、同年代よりも若くみられる

    ・鬱っぽく頭がスッキリしない状態から脱却しやる気がでる

    ・仕事のパフォーマンスがアップする

    良いことだらけです!!!

    ぜひあなたもタンパク質をしっかり摂って美と健康を保ってくださいね!

    無料相談会開催のお知らせ!

    日時:12月18

    日 10時30分~12時00分 参加費:無料

    代謝低下のお悩み相談会

    栄養素で代謝を上げることが可能ですが、そもそも遺伝的に脂質の代謝が苦手だとか糖質の燃焼力が弱い・・と言ったことがわかれば、それに応じた「食べ方」や「運動の選択」が変わってきます!

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    こんな方いらっしゃいませんか?
    ・太りやすくなった
    ・甘いものがやめられない
    ・プチ不調を抱えている
     例)眠れない、寝ても疲れが取れない、なんかイライラする、なんか不安
    ・健康診断ではA判定だけど調子が悪い
    ・分子栄養学に興味がある
    ・栄養状態が気になる
    ・プロとしてパフォーマンスアップしたい

    「元気があればなんでもできる!」やりたいことができる自分であるためには、健康な体であることが不可欠。ぜひ悩み解決にいらしてください。

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