同級生に「老けたな」と思われないために必要なこと

当院にはE-Maxという美容レーザーマシンがありまして、同窓会前にシミシワたるみの改善のためにご利用になる方もいらっしゃいます。やはり若い時を知っている友人に「すっかり老けたな」なんて思われたくはありませんものね。

実際、ある程度の年齢になると、若々しい人と老け込んでいる人との差が大きくなっていきます。

どんな外見だと若く見えるでしょうか。顔色が良く、ハリとツヤがある肌。ツヤのある綺麗な髪。姿勢が良く軽やかな足取り。いつまでもそうありたいものです。

一方、顔色は青白く、シミシワの目立つ肌。パサパサでハリのない髪。その上、少し前かがみの姿勢で足を引きずって歩いていたら・・・何か不調がありそうに見えます。実際、体の不調は外見に出てしまうのです。

美容マシンでの施術は思いの外効果的なので手取り早さは魅力なのですが・・・長期的に老化しにくい体作りをしていきたいと思いませんか?

体をサビさせる活性酸素

老化に大きく関わっているもの、といえば活性酸素です。

もう10年以上前かもしれませんが「サビない女」というフレーズが使われて、老化=活性酸素によるサビというイメージが定着しました。

実際は、活性酸素といっても数種類あり、酸素を取り込んでエネルギーを作る過程で常に生まれては消えていくものです。体が正常に機能している間は体内に存在する酵素やビタミンによって中和されて消えていくのです(酸化-還元作用)・・・が、活性酸素が過剰に発生したり、それを消去するだけの十分の酵素やビタミンが不足しているとうまくいかなくなる訳です。

過剰な活性酸素によって細胞が酸化し傷がついたり代謝が落ちたりしてしまいます。結果的にそれが病気や老化という形で現れることになります。

活性酸素が増える原因

病気や老化の原因となるのであれば、活性酸素が大量に発生するような要因は減らしていきたいものです。一般的でわかりやすいところからいうと紫外線ですね。

紫外線によって活性酸素が発生するとメラニンが作られますが、メラニンをうまく代謝できないとシミになります。それで、シミの対策の一つは紫外線に気をつけること。そしてできたシミを処理するビタミンCなどの栄養をとっておくことです。

そのほかの活性酸素の発生する要因をあげてみます。

・加工食品(食品添加物や質の悪い油、大量の砂糖)

・化学物質(農薬、洗剤や化粧品など)

・大気汚染

・紫外線

・電磁波

・有害重金属

・タバコ

・アルコール

・強いストレス

・睡眠不足

・激しい運動、過労

・細菌、ウイルス

これら幾つかの要因が重なると過剰な活性酸素によって細胞が傷つき、見た目の衰えだけに留まらず、病気へと発展してしまいます。食事や日用品、タバコやアルコール、寝不足など自分でコントロールできることに関しては注意を払っていきたいですね。

抗酸化力を高めよう

活性酸素と戦うには、活性酸素を抑えるだけではなく、活性酸素を処理する能力を高めていくことも重要です。

活性酸素による酸化を防ぐ訳なので、「抗酸化」と言います。この抗酸化能力を高めることは、若々しさを保つ事と病気の予防に直結します。

抗酸化は自前のものと借りてくるものがあります。

自前の抗酸化酵素

私たちの体には抗酸化酵素というものがあります。SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やカタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼなどです。しかしこれも年齢と共に減少していきます。また、体内に炎症や栄養不足があるとこれらの強力な抗酸化酵素を作る事ができません。ですからSODやグルタチオンを作れる体にしておくことが大切です。

 

栄養素から借りてくる抗酸化力

自前の抗酸化力だけでなく、食べ物(栄養素)から頂く抗酸化力も沢山あります。もっとも有名なのがビタミンCでしょう。ビタミンE、A、DHA/EPA、CoQ10、B群も抗酸化に働きます。

またポリフェノールやイソフラボン、リコピン、アリシンなどのおなじみのフィトケミカルも抗酸化力が高いことで体の健康に役立っています。

このように細胞の酸化を抑える野菜・果物を毎日摂取することで活性酸素の害から体を守ることができます。ある程度の年齢になっても、抗酸化力の高い人は同年代と比べても若さが保たれることになります。

若さを保ち、より健康であるために抗酸化力を維持することが大切であること、またそのためのビタミン・ミネラル補給の意義がご理解いただけたでしょうか。

自分の抗酸化力を知る方法

実は簡単に現在の自分の抗酸化力を知る方法があります。血液検査の「尿酸値」を見るという方法です。

尿酸=痛風と思われがち。だったら低ければ低いほど良いような気がするかもしれません。でも実はそうではないのです。

犬やヤギは自らの体内でビタミンCを合成する能力があるのですが、人間にはビタミンCを合成する能力がありません。

それで、尿酸がビタミンCに代わる働きをしています。実は尿酸はビタミンC以上に強力な抗酸化作用を持つのです。

特に脳神経の炎症を抑える働きが強いことがわかっています。アルツハイマー病やパーキンソン病のような脳神経疾患の方は尿酸値が低いことがあると報告されています。

ストレスで尿酸値が上がるのは、脳に発生する活性酸素を消そうと対抗しているからでしょう。逆に低いとすればストレスに対抗して消耗仕切った状態なのでしょうね。

尿酸の理想値は4.0~5.0mg/dlです。もし3.0以下であれば低過ぎて抗酸化力が弱いと考えられます。

*分子栄養学外来の血液検査でチェックできます。

抗酸化力をあげたいなら

現代のようなストレスフルで忙しい生活をしながら、若さを保ち病気を予防したいなら、食品からの抗酸化物質の摂取だけでは十分とは言えません。

やはりビタミンCをはじめとした抗酸化サプリメントの摂取、また更に進んで高濃度ビタミンC点滴は効果的です。

特に点滴療法は近年人気が高まっています。ビタミン・ミネラルなどの有効成分を点滴によって静脈にダイレクトに入れていくため、単なる栄養補給以上の薬理作用が働くからです。がんやパーキンソン病だけでなく様々な病状回復の目的で使う方もいらっしゃれば、病気予防、再発防止、健康維持のためにも有効です。

「最近疲れやストレスが溜まっている!」「眠れなくて困っている」「風邪をひきやすく、治りも悪い」「体調を反映してお肌の調子もよくない」そんな方は未病対策としてぜひ点滴療法をお試しください。

http://tenjin-hbc.jp/2018/08/12/drip_vc/

http://tenjin-hbc.jp/2018/09/27/drip_bar/

(執筆:分子栄養学カウンセラー大野真理)

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